1998 ごあいさつ |
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1980年の発足当時、すべてがアナログのフィルム作品だった「アニメーション80」も、ここ数年、なんらかの形でデジタル技術を積極的に導入した作品が増えてきました。
古くからのファンのフィルム作品の減少を寂しがる声も聞かれますが、今年はあえて「アニメーション80」にとってのデジタルとは何なのか?をテーマにプログラムを組んでみました。
デジタル技術がもたらす表現の進化をぜひ体験して下さい。また、上映作品の中には、手作り感にこだわったアナログ作品も健在です。
併せてご覧いただくことによって、多様化する映像スタイルの今を実感できることと思います。
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1980年に美術大学の学生を中心に結成された個人映像作家による制作及び上映を目的としたサークルで、おかげさまで今年で19年目を迎えました。
この新作上映会では、会員の映像作品(8mmフィルム、16mmフィルム、ビデオ)を発表する場として、定期的に行われているもので、中にはここが出発点となって、国内外のフェスティバル、テレビ番組に進出し、活躍している映像作家も数多くいます。また、近年では、海外の若手映像作家(スペイン・フィリピン・ブラジル・韓国など)の作品の招待や、会員作品の海外上映などを通じてワールドワイドな交流活動にも取り組んでいます。
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